牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ風 贅沢な定番フランス料理

ロッシーニ風の『ロッシーニ』とはヨーロッパで一大旋風を巻き起こした一流作曲家。1792年にイタリアで生まれたジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニは8歳で音楽学校に通い始め、18歳の頃にオペラ作曲家としてデビュー。主にオペラ分野において名声を博した彼は作曲家でありながらも、美食家としても知られています。音楽界を引退した後には料理の創作やレストランの経営をしながら余生を過ごしたとのこと。「トリュフを初めて生で食べた」という逸話があるほど食への興味や探求心が強く、自他共に認める美食家。美味しいトリュフを探すために自身でトリュフ豚の飼育も行っていたほど!ロッシーニ風とはフォアグラとトリュフをふんだんに使用した贅沢極まりない料理のことで、本場のフランス料理ではこのフォアグラ、トリュフとヒレ肉の組み合わせが最もポピュラーなものとなっています。フォンドヴォーがベースの濃厚なソースに甘口のマデイラ・ワインで風味を加え、粗くカットしたトリュフを加えた芳醇なソースと赤ワインとの相性は言うまでもありません!